プロフィール

前田 邦彦|Kunihiko Maeda

美術家・クリエイター(現代絵画・震災伝承)
宮城県芸術協会会員

『あの日』の淵で、生の輪郭を刻む。

宮城県仙台市を拠点に活動。3DCG、デジタルイラスト、マンガ動画、そして大作アクリル画まで、多岐にわたるメディアを横断しながら、生命の構造と、震災の記憶をテーマにした創作を続けている。


経歴

1973年埼玉県生まれ、小学2年より宮城県仙台市で育つ。仙台電波高専(現:仙台高専)卒業後、大阪の財閥系企業に就職。しかし、幼少期からの描画への情熱を抑えがたく、退社して帰郷。仙台デザイン専門学校にてデッサンと構成の基礎を徹底して習得し、美術家としての土台を築く。

1999年、表現の拡張を求め渡米。デジタルハリウッド・サンタモニカ校(dhima)にて最先端の3DCGを学び、現在のデジタル表現の基盤を確立した。帰国後、映像制作会社勤務を経て、独立。

2011年、東日本大震災にて被災。3年9ヶ月に及ぶ避難生活を余儀なくされる。この圧倒的な断絶と喪失の経験を経て、「不確かな世界の中で、いかに生命の輝きを写し取るか」という問いが創作の核となる。

震災から15年。失われゆく記憶を現代絵画として刻み、マンガ動画として次世代へ語り継ぐため、表現のすべてを再起動。


主な活動・実績

  • 絵画・イラスト・マンガ動画制作
    アナログの筆致とデジタルの感性を融合させた独自のスタイルを展開。YouTubeでは被災体験を基にしたマンガ動画を発信し、震災伝承にも注力している。
  • 2023年:第59回宮城県芸術祭 絵画展 公募の部にて「初夏樹木図」が賞候補作品に選出
  • 2023年より:宮城県芸術協会会員。地域の芸術文化振興に貢献。